立会外分売で大損する2つのパターン
勝率が高く、ローリスクで儲かると評判の立会外分売ですが、思わぬ損失が出る場合があります。
2年やってみて、思わぬ損失が発生するパターンについてまとめます。自分への戒めという意味合いが強いです。
損する可能性が高いパターン
1.信用銘柄
立会外分売の当日の買い需要として期待できるのは、空売りの買戻しになります。
空売りが可能な貸借銘柄よりも、空売りが出来ない信用銘柄において立会外分売が実施されるケースが数多くあります。
この信用銘柄に関しては、SBI証券のハイパー空売りがどれくらい入っているかを見極めなければ、大変危険です。
もし、あまりハイパー空売りが入っていなければ、大損する可能性が高まります。
ハイパー空売りをどれくらい入れることができるかは実はHPで公開されていますので、それで需給がある程度読めます。
しかし、僕が爆死した地域新聞社などは、前日にあまりに下げすぎたため、ハイパー空売りがほとんど買い戻されていたようで、在庫フルで空売りが入っていなかったようです。
そのため当日の買戻しは限定的でした。
基本的には分売数量の10%-20%(相場付きによる)が当日の朝売りに出されると考えられますので、それを空売り等でどれくらいオフセットできるかというイメージですかね。
2.分売数量が多すぎる銘柄
分売数量が多すぎると、当日の売りが膨らむので損が出やすいですが、一番のネックは分売数量が多ければ、その分配分数量も多いため、期待値が低い銘柄が大量に配分されるケースですね。
このパターンで何度も損を出してきました。
イメージとしては分売枚数が6000を超えると条件によっては全プレもありうるという印象です。10000を超えると全プレ案件というイメージを持っています。
分売数量と当選確率の比例関係があると思いますので、これを把握して冷静に申込をしていきたいです。